一覧へ戻るT様邸太子町吉福地内傾いた塀のリフォームプラン!!Concept既設の擁壁はベースが無く、立ち上がりの壁内にも鉄筋が無い為に植木の根に押され、次第に傾き始めた擁壁。現状を復旧させるべく、既存のシラカシを造園稼業の十八番!! 掘取り / 根巻き作業を行い、工事期間中は弊社で管理・仮植し、新たに復旧された庭の中に戻す作業を行いました。施工前:基礎無し、無筋で工事されていた為、植木の根に押され、倒壊の恐れがありました。基礎、立上がり共に鉄筋をクロス掛けにし、強度を保持。ブロックとフェンスも元通りに設置し、リフォームが完成しました。植付後成長し、コニファー / カシと幹も太く、高さもあった為、このサイズで基礎無し、無筋では塀に持ちこたえる余力がありませんでした。大きく成長した、シラカシの木です。移植する為、余分な枝・葉を取除きました。根鉢を崩さない様、慎重に堀り、根の切り戻しを行い、ワラ縄と緑化テープで、綺麗に編んでいきます。移植後:床掘り・砕石敷設・転圧作業をし、基礎部も鉄筋を井形に組み、コンクリートの準備をします。出来上がった基礎に、鉄筋をクロス掛けし擁壁の準備を行います。型枠を垂直・境界ラインを出して組み、バイブレーターで振動を加え、材料が隅々までしっかりと行き渡る様にします。型枠を外すと、擁壁が綺麗に仕上がりました。その後、積み上げるブロックには、擁壁からの鉄筋と結ぶ事で、擁壁が一体ものになり強度が出ます。シラカシの移植場所も決まり、リフォーム完成です。